14. (参考)なぜこの順か

IBM i / AS400 解析・リバース — 最良の手順と手法(匿名化公開用)

版 2026-07-22 · 対外公開用 · プロンプト+実践知見+用語集

対外公開版(匿名化済み) — 顧客名・案件名・固有ライブラリ/パス/プログラム名は一般化しています。用語は青点線にマウスオーバーで定義を表示。巻末「用語集」も参照。
この章の位置づけ: 次回の作業手順の正本は「0章(完成版手順)」。 ここは、なぜその順になったかの振り返りである。着手時に通読しなくてよい。

一言でいうと

最初は「AIにソースを渡せばレポートが書ける」と思いがちだった。 実際に効いたのは逆で、人が読む文章より先に、機械が数えられる根拠を作ることだった。 根拠が揃ってから文章化し、査読で件数を合わせ、CRUD図やテーブル定義書はレポートのあとにまとめて作り直す。 この順を守ると、同じ直しを何度もやらなくて済んだ。

振り返りのフロー(経緯用)

A
棚卸し 機能ごとに、どのプログラム・どのファイルが関係するかを機械抽出する
B
小さくレポート化 1〜5件ずつ文章化し、査読で件数と確度を合わせる
C
手元で精度上げ 列パーサでPARTIALを詰め、画面ワイヤーを足し、HTML化する
D
派生資料をまとめて更新 CRUD図 → テーブル定義書 → リンク張り直し
E
静的で残った穴だけ実機 DSPDBR・開ファイル・LIBL
F
影響調査に使うか判断 手順が回ることと、その1本を根拠にしてよいかは別判定

なぜこの順が手戻りが少なかったか

レポートの章立てを途中で変えると、HTMLもCRUDも定義書も全部追いつかせることになる。 うまくいったのは、成果物の形は固定したまま、抽出器と突合だけを厚くした(蒸留)ことだった。

400件を一気に回さなかったことも大きい。 1〜5件で査読し、件数と確度が合ってから次へ進む。 ここで妥協すると、あとの一括直しが効かず、個別に戻ることになる。

実機は最後にした。 ソースと既存の一覧で埋められるところを埋め、残った穴だけ実機に聞く。 依頼する側も取る側も、その方が楽だった。

やって失敗しやすかったこと

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